Item Story

~ワークブーツ~

定番アイテムのワークブーツ

ワークブーツはアメカジ好きやレザー愛好家の間では定番のアイテムです。
ソールを交換したり、メンテナンスを行うことで、長く愛用でき、経年変化を楽しめるアイテムですね。国内でメジャーなブーツは、ブーツ発祥の欧米のブランドが多いんです。歴史のあるRed wing、Dannerや、もう少しコアなブーツファン・単車乗りはオーダーメイドやカスタムが可能なWESCO、WHITESなどのハイエンドブランドを愛用してますよね。
このハイエンドクラスのブーツは素材も有名タンナーのレザーであったり、金属パーツのような副資材も日本では取り扱いのないモノであったりすることが多い。R-18では、「日本人の足にあった世界基準のブーツを創ろう。」とR-18の最初の製品開発を行なったのがこのワークブーツだったんです。

企画のコンセプトを考えるにあたって

ワーブーツをは見た目も重要ですが、足元を守るといった役割もありますよね。だから、耐久性や堅牢性が求められる。(それ故、単車乗りの定番アイテムとして君臨しているのですが。)その為、WESCOやWHITESが愛用されていますが、ちょっとゴツいなー、と。単車に乗っている時はよいけど、街中では少しハード過ぎるような気がしてたんです。単車の操作がしやすくてある程度のハードさは欲しいけど、単車を降りた時、街中で歩いてもゴツ過ぎないブーツが欲しい(笑)。単車に跨るシーンも街中を歩く時も違和感なく履けるブーツを作ろうと言うのが今回のコンセプトです。
企画のコンセプト

デザインについて

厳密には日本人を始めとするアジア人の足にはマッチしていないんです。また、WESCOもWHITEも履きやすいけど、質実剛健すぎてゴツ過ぎると言った印象があり、ファッション的もハードな印象になってしまう。デニムやワークパンツと言ったカジュアルファッションではバッチリだが、きれいめ系のファッションには少しゴツ過ぎるんですよね。もちろん、ドレスブーツのように別のラインナップはされているが、ワークブーツではなくなっているんです。

今回、原型製作でブーツのシルエットを制作する際、職人の山口さんと相談してイタリアの名門モーターサイクルメーカーとして知られるドカティのカウルからイマジネーションを受けてデザインをしました(笑)。イタリアのデザインはシャープな印象を与えてくれるんですよ。

ハードな用途に耐えれる耐久性を持ったまま、ヴィジュアル的にフォーマルな要素を加えることによって、カジュアルファッションだけでなく、少しフォーマルなきれいめ系ファッションにも使えるブーツに仕上げてます。
デザインについて