Item Story

~ワレットとワレットチェーン~

R-18がつくるワレットとワレットチェーン
赤い財布

ワレットでお気に入りを見つけるのは正直難しい。

ワレット(財布)は革小物では定番中の定番アイテムです。同時にレザー愛好家が最もこだわるアイテムの1つでもある。その要因として財布はほぼ毎日と使うと言っても過言ではなく、その使用頻度の高さから経年変化が最も早いんですよね。
また、財布を買い換える際、財布選びは一番と言っても良いほど難しいと答える人が多い。定番アイテムが故に最も拘りをもった人が多く、定番アイテムがゆえに数ある中から自分のお気に入りを見つけることが難しいんですよ。

『真っ赤な財布は赤字になるって言うけど大丈夫?』

昔の人は言うんですよね?。信じてる人も多い見たいだけど、調べてみると実は縁起が良い悪いではなくて、単なる言葉遊びみたい。そんなことを言ってるのは日本人だけだし、日本人の大好きな風水を調べてみると、赤い財布は逆に吉にもなっている。避ける理由がありゃしない。既成概念に捕らわれていては最高のモノづくりはできないと思うんですよ。

ということで、真っ赤な別注の上質なフルタンニンレザーを用いて卓越した技術を持った職人が唯一無二のプロダクツを仕立てるR-18プロジェクト。財布は革製品では定番中の定番なので、ラインナップの候補に当然入ってます。

ワレットチェーンも創った理由

R-18プロジェクトでは真っ赤なワレットがロングとビルフォードでラインナップされてます。ワレットの1stサンプルを見て感動を覚えたが、実際リアポケットに財布を突っ込んで、既存のワレットチェーンを装着してみると何か迫力が足りなかったんです。真っ赤な革プロジェクトではあったが、やはり外せないマストなアイテムゆえに拘りたい。

なので、彫金師とコラボして製作することにしました。
コラボした彫金師は、宮 達朗氏。彫金の修行で弟子入りをし、彫金の知識・技術を身につけている。プラチナやシルバーを専門とし、ブラスの輝きはプラチナと同じ手法で磨きを行うことによって極まった輝きを放ってます。
ワレットチェーンも創った理由
財布は限られた形状スペースだからこそ、素材、職人技術こそが最大の差別化になる。目を凝らして見て欲しい。ネイティブ系を彷彿させるステッチが一糸狂わず縫製されている。卓越した技術を持つ職人の腕の見せ所だ。装着しているベルトのバックルも彫金師のハンドメイドによるものなんです。
製作担当のGUM-A-MAMA LEATHERSの代表である本田氏は日本最大のウエスタンファクトリーファニーで修行を積んで様々な素材を用いて多岐に渡る主要製品のデザイン、製作を行ってきています。長年に渡る修行の末に身につけた卓越した縫製技術が盛り込まれており、ステアハイド(牛皮)とホースハイド(馬革)の剛と柔と言う正反対の特性を持つ皮革の縫製を違和感なく、一糸狂わず行っています。本体の飾りステッチもその類稀な縫製技術だからこそ成しえる技でなんですよ。是非、手に取って見て欲しいです。
デザインについて